広島県和裁教師協議会 掲載日:2014年1月6日
当会は昭和63年広島和裁連合会より50周年を期に広島県東部に独立、本年度で25周年を迎えます。
和裁技術の向上や業界の発展を願い、また和装文化の発展に貢献することを目的として設立され、多数の和裁技能士を育成致しました。全国グランプリ技能競技会にも連続出場者を送り、卒業作品に男袴、打掛けの指導等技能継承に務めてきました。現在会員数は70余名で、主な活動はひろしま技能フェアーでの小物作り指導や、普及活動として、地域の子供達や初心者を対象にメンバーが足を運び、針と布を使ったものづくり指導活動をしています。針を使い一針一針自分の手で作り上げた完成作品に満足そうな子供達の笑顔に励まされます。
また、二部式着物、作務衣、創り帯、等々時代に即した仕立ての講習会も開催し、会員の知識、技術の向上を計っています。
本年度は、奈良、平安時代より貴族の衣装であった十二単の製作をしております。現在では皇室の礼装として着用されています。三月のひな祭りでも一般的になじみ深い色重ねの美しい着物で、当時の色、織柄、形を再現できるよう努めています。
平成25年5月より会員にて制作開始、平成26年2月8日(土)の針供養、総会にあわせて当会25周年を記念し会員一同に公開されます。近々一般公開され身近に眺めたり、実際に着装して頂き格調高い衣装を肌で感じ、日本古来の文化に感心を深めていただきたいと思います。
【問い合わせ】
広島県和裁教師協議会
■会長 藤原 平
■事務局 タナベ和裁
住所:府中市府川町181-5
tel:0847-45-5071 |
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