福山クラリネットアンサンブルは、福山市を中心に演奏活動を行っている5人のメンバーによって、2018(平成30)年に結成されました。メンバーそれぞれのこれまでの演奏経験を活かして、福山の地でクラリネットの素晴らしさ、楽しさを多くの人に伝えたい、そしてもちろん自分たちも楽しみたい!という思いで活動しています。
一般的によく知られているクラリネット(正確にはソプラノ・クラリネットという)をはじめ、通称エスクラと呼ばれている音域の高いクラリネット、さらにソプラノより音域の低いアルト・クラリネットやバス・クラリネットなどを含む様々な編成によって、より幅広く重厚な響きでクラリネットの魅力をしっかりとお伝え出来るよう、日々研鑽を積んでいます。
昨年は学校や保育所、高齢者施設、各種イベントなどご依頼を受けてコンサートを行いました。聴いてくださる方に喜んで頂けるように、小さなお子さん向けのコンサートでは、クラリネットだけでなく歌やエプロンシアターなども取り入れたり、年配の方には懐かしい曲をメインに演奏したり、その都度選曲や演出などを考えてプログラムを組みました。
演奏に合わせて笑顔で手拍子をしたり、ご存知の曲を口ずさんだりされている姿を見ると、演奏している私たちも喜びでいっぱいになりました。
またご依頼いただいたコンサート以外にも、自主公演としてお客様をお招きして演奏会を開きました。演奏者自身にとっても、大変刺激になる貴重な経験となりました。
そして何より昨年は、仙台で活躍されているピアニストの相澤やよいさんにお声掛けいただいた11月2日の「西日本豪雨災害&東日本大震災復興応援コンサート(福山市神辺文化会館)」で演奏することができ、音楽で人を勇気付けること、音楽で人の心に寄り添うことを改めて考える貴重な機会となりました。
《2019年の活動実績》
・水野勝成生誕記念 奉納演奏(4/25:福山八幡宮)
・同窓会での依頼演奏(6/9:ホテル鴎風亭)
・デイサービス ミニコンサート(8/24:市外の高齢者施設)
・自主コンサート『煌めきのクラリネット アンサンブル』(10/14:ギャラリー蔵)
・西日本豪雨災害&東日本大震災復興応援コンサート『祈りをこめて』(11/2:神辺文化会館・小ホール)
・保育所 コンサート(11/5:市内保育所)
普段は、平均して月に二回練習をしていますが、本番が近い時などは毎週行うこともあります。五重奏はもちろん、二重奏や三重奏、ピアノとのアンサンブルなど様々な形での演奏もお届け出来るよう、日々の練習に励んでいます。
今年も昨年同様、演奏のご依頼をお受けしております。
その場に合った、聴いてくださる方に喜んで頂ける演奏が出来るよう頑張ります。
自主コンサートについても、自分たちの演奏技術向上の意味も含めて、積極的に開催していけたらと思っています。 |
西日本豪雨災害&東日本大震災復興応援コンサート(R1.11.2)
|