広島県文化財協会は、文化財保護法の精神に基づき県内の文化財の保存と活用に努め、併せて会員相互の研究と観賞の便を図り、広く文化的教養の向上に資することを目的として、昭和33年11月1日に設立されました。
現在、その設立目的を達成するため、会員及び一般の方向けに次のような活動を行っています。
(1)機関誌「広島県文化財ニュース」を発行(年3回発行、1冊700円)
毎号、様々なテーマや内容により、本県の文化財や文化財保護活動を紹介しており、文化財保護の最新のニュースが入手できます。
(2)文化財臨地研究会の開催(年1回開催、参加費1500円〜2000円程度)
県内(隣県も)各地の文化財を、専門家の案内で実地見学します。個人では見学が難しい文化財も、この機会に見ることができます。
昨年は呉市を会場に、戦艦大和造船ドックの大屋根などを見学しました。
今年は10月28日(土)に、今治市宮窪町を会場に、村上水軍(能島村上氏)の拠点である史跡能島城跡の見学と周囲を流れる激しい潮流体験を行う予定です。
(3) 文化財協会表彰、こども文化財愛護活動表彰(年1回募集)
県内の文化財の保存と活用、県内のこどもを対象とする事業やこどもを主体に実施される活動の発展に貢献した個人・団体を表彰します。
(4)その他
公益社団法人広島県建築士会が、県内の貴重な歴史的建造物の発見・保存・活用等に取り組む専門家を育成する、広島県ヘリテージマネージャー育成事業を支援しています。
また、現在、当協会では会員を募集しています。会費は年間2500円で、会員になると文化財ニュースの送付(年3回)、広島県立歴史博物館・広島県立歴史民俗資料館・頼山陽史跡資料館の企画展の招待、臨地研究会参加費の割引の特典があります。これらのサービスを個別に受けると会費の2倍になります。会員になっておトクに文化財を学びませんか?活動に興味のある方、入会をお待ちしています。
「日本遺産“村上海賊” 第105回広島県文化財臨地研究会開催」
日時:平成29年10月28日(土)10:00-16:00
参加費:一般2000円 会員1500円(昼食代・乗船料)
会場:村上水軍博物館、史跡能島城跡
【注意】今年の臨地研究会の申し込みは10月6日(金)まで、先着60名まで受け付けています。申込の状況・方法等詳細は、広島県文化財協会事務局までお問合せください。
【入会の問合せ】
広島県文化財協会事務局(広島県教育委員会文化財課内)TEL082-227-5021 |
「広島県文化財ニュース」最新号(第230号 平成29年7月21日発行」
今年度の臨地研究会チラシ「日本遺産“村上海賊”」
|