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陶磁器館「伊万里焼誕生」
 

1610年代に日本初の磁器として肥前・有田の地で誕生した伊万里焼。その後、急速な発展を遂げた伊万里焼は、日本の国内のみならず世界中のあこがれとなりました。
伊万里焼が誕生するまでの日本では、長い時代に渡り中国や朝鮮からもたらされる“白いやきもの”である磁器に強いあこがれを持っており、戦国時代に入りようやく志野焼という“白いやきもの”が日本で誕生し、多くの茶人を魅了しました。しかしあくまで土に白い釉薬を掛けて創り出す陶器であり、中国や朝鮮から磁器を取り寄せることは続いていました。伊万里焼の誕生と共に、やきものの流通は大きく変わったのです。
本展では、伊万里焼誕生とその後の伊万里焼の発展を、初期伊万里の所蔵品を中心にご紹介します。また、中国、朝鮮の磁器と志野焼もあわせて、白いやきものへのあこがれの歴史も紹介いたします。

開催期間 2025/ 4/ 9(水) 〜 2025/ 6/23(月)
時間 9:00-17:00
最終入館は16:30まで
休館日:毎週火曜日
開催場所 (公財)蘭島文化振興財団 松濤園・陶磁器館(呉市下蒲刈島下島2277-3)
交通手段 バス:JR呉線で広駅または仁方駅下車、駅前バス停留所から瀬戸内産交のバス「田戸・大浦・営農センター・沖友天満宮方面」行き。下蒲刈町内「三之瀬」停留所下車。松濤園まで100m
車:呉市内から国道185号線を竹原方面へ。安芸灘大橋(有料)を渡って最初の島が下蒲刈町。下蒲刈市民センター前無料駐車場可
入場方法・料金 一般800円(640円)、高校生480円(380円)、小中学生320円(250円)
※( )内は20名以上の団体料金
※広島中央地域連携中枢都市圏(呉市・竹原市・東広島市・江田島市・熊野町・海田町・坂町・大崎上島町)に在住または通学の小中高生は無料
※近隣施設との周遊券あり
※呉市発行「バス優待資格確認カード」・被爆者手帳・各種障害者手帳を提示で本人のみ入館無料
※JAF会員・ちゅーピーくらぶ会員・中国新聞文化センター会員・エルフルカード会員は、会員証を提示で1枚につき3名まで団体料金に割引
問い合わせ先 公益財団法人蘭島文化振興財団松濤園0823−65−2900
ジャンル 美術、その他