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圓鍔勝三　いのちをみつめて
　圓鍔勝三彫刻美術館　令和6年度特別展

終戦から今日まで、生きているうちにはいろいろと嫌なことや、つらいこともあったが、それはあくまでも個人的なことで、やはり世の中は平和でなくては、絶対にならない。
圓鍔勝三は明治38（1905）年に尾道市御調町に生まれ、16歳で彫刻家を志します。日展をはじめとする公募展で活躍し、多摩美術大学で教鞭をとるなど近代彫刻界に影響を与えた彫刻家の一人となりました。昭和63（1988）年にはその功績が認められ、文化勲章を受章します。
写実的なものから、抽象的な作品まで、その作風は多岐にわたり、広島平和記念公園に設置されている「平和祈念像」をはじめとする野外彫刻は人々に愛され続けています。
自身も戦争を体験し戦時中の混乱を生き抜いたからこそ、その手を通して生まれた彫刻作品たちからは、平和への願いや生きとし生けるものへの美しさに迫る心が垣間見えます。
本展では、親子や動物をモチーフにした尊い命への温かな眼差しが感じられる作品をご紹介します。

【関連行事】
学芸員によるギャラリートーク
日時：9月15日（日）、11月3日（日）　13：00-　※入館券が必要

開催期間	2024/ 9/10（火）～ 2024/12/ 8（日）
時間	9：00-17：00（入館は16：30まで）休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）
開催場所	圓鍔勝三彫刻美術館
開催場所　住所	尾道市御調町高尾２２０
交通手段	(1)ＪＲ尾道駅、ＪＲ新尾道駅から「中国バス」で「ふれあいの里」行き (2)西からは、山陽自動車道三原久井IC、東からは尾道ICより、北からは「中国自動車道」三次ICから御調町へ
入場方法・料金	大人420円（340円）　高校生310円（250円） ※（　）内は20名以上の団体料金 ※中学生以下・70歳以上（要年齢確認）、各種手帳をお持ちの方は無料（スマートフォンアプリ「ミライロID」も利用可能）
問い合わせ先	圓鍔勝三彫刻美術館０８４８－７６－２８８８
ジャンル	美術

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