春の所蔵品展「これなら読める −漢字かな交じりの書】
現代の「漢字かな交じりの書」は、草書や変体がなを使わず、日常的で身近なものを素材とした表現で、書の一分野として親しまれるようになってきました。漢字、かなの書家たちも、それぞれの分野での基礎の上に立って、言葉の持つイメージを大切に、漢字とかなの調和を図った作品を発表しています。本展覧会では、常設展示室に栗原蘆水作品を、展示室は宮本竹逕、桑田三舟、中室水穂の作品を展観しご紹介します。作品を読み、内容を味わい、書かれた思いとの対話をお楽しみください。
前期:4月5日(金)〜5月6日(月)
後期:5月10日(金)〜6月8日(土) |